抽象的陶彫で知られる隠れた巨匠の辻晋堂。 NHK 日曜美術館 「マグマを宿した彫刻家 辻晋堂」で特集放送されるなど、国内のみならず世界的に活躍した辻晋堂の超珍品です。 まず市場に出回ることのない辻晋堂の作品ですが、今回出品した品は、辻晋堂が亡くなられた際に、香典返しで近しい親族や関係者、極わずかの方に配られた品のようです。詳しくはわかりませんが、祖父が近しい関係者の方から当時に頂いたものです。残された方の幸せを祈るように、辻本人が最晩年に作陶され配られた作品のようです。 辻晋堂の展覧会や個展等への出品作品であれば、何百何千万もしますので、高い品ではあるかと思いますが市場にはほとんど出回らないので、全く相場や評価価値が分からない上、超珍品とは思いますが小品ですので、破格のこの金額としています。 作品も、抽象的な辻作品の究極が感じられる落ち着いた佇まいです。形状から、お茶をされる方なら蓋置きとしても活用出来そうな感じ？です。箱の表には、辻晋堂の奥様のお名前や住所等も記載されていますので、あえて確認できないように撮影しております。故:奥様のお名前や、住所、辻晋堂の戒名？も書いてあります。箱だけでも超レアな珍品ですので、かなり貴重で資料価値(作品価値より資料としての価値の方が高いかもしれません)が高いものかと思います。作品保護のスポンジ(箱にカットされた)に入っていましたが、劣化しボロボロになっていましたので、スポンジは処分しています。 正直、コメントされてもお答えができないことの方が多いかと思いますので、画像にてご判断出来る目利きの方に購入いただければ幸いです。 宜しくお願いいたします。 主題···その他 素材···その他